転職の第一関門は書類選考。応募書類(履歴書・職務経歴書・自己PR文書)の中でいちばん重要なのが、今までどんな仕事をし、どんな成果・実績を挙げてきたのかをアピールする職務経歴書です。ここでは採用担当者を惹きつける職務職務経歴書のポイントをピックアップ!
知ってるつもり?職務経歴書の常識
職務経歴書には決まった書き方はありません。しかし、最低限のマナーや、内容が伝わりやすい書き方はあります。あなたは知っていますか?職務経歴書の常識。
1. 職務経歴書と自己PR文書を使い分けよう
職務経歴書は客観的な経歴を書くものです。あなたの熱意などは自己PR文書でアピールしましょう。
2.実績は具体的に
業務の業種や規模、貢献度、身につけたスキルなどをできるだけ詳しく記入し、読む人がイメージしやすいようにしましょう。企業機密などで名称を明かにできない場合は、「某製品」「某企業向け」という表現を使い、機密事項については詳しく書かないこと。
3.大学・大学院での専攻をアピール
大学・大学院での専攻も応募する業種、職種と関係がある場合はアピール材料となるので、記入しましょう。
知ってるつもり?職務経歴書の常識
編年体式 : 書きやすく、読みやすい一般的なスタイル
編年体式は、年月を見出しにして、入社から現在までの業務内容を時系列にまとめる方法です。書きやすく、採用担当者にとっても読みやすい形式ですが、アピールポイントを的確にピックアップしないとメリハリのない内容になってしまうので注意しましょう。
チェックポイント
- 年月を見出しにし、入社や配属などの業務経緯をサブの見出しにする。
- 見出しはフォントや大きさなどを変えて強調する。
- 職務内容は簡潔に。客観的な実績を書いてアピール。
- 最近の職務内容は詳しく書く。
キャリア式 : スキルを効果的にアピールできるスタイル
キャリア式は、職務分野別にまとめる方法です。技術職や専門職など、同時に複数の業務に携わることの多い職種に向いています。また、今までさまざまな業務に携わった人にもメリットのある形式です。ただし、現在までのキャリアの経緯が分かりにくい点もあるので、簡単な編年体式の職務経歴書を付け加えると効果的です。
チェックポイント
- キャリアを職務別にまとめて記入。
- 時系列にまとめるた経歴書をつけると、キャリアの経緯が分かりやすい。
- 職務内容は簡潔に。客観的な実績を書いてアピール。
- 業務内容ごとに見出しをつけて、読みやすくする。
イメージアップのテクニック
ちょっとした工夫で大きな差がつく!
職務経歴書は、あなたのプレゼンテーション能力をアピールするツールでもあります。読みやすい工夫をするのはもちろんのこと、他の志望者の職務経歴書と違う印象を与える工夫も大切です。
フォントや文字の大きさは、まず見やすいことが基本です。その上で、見出しだけ大きさやフォントを変えたり、「●」「《》」などの記号を活用すると効果的です。さらに、グラフや表をつけると、より良いものになります。
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