インフラ（構築・運用）の仕事

一般的に、IT機器メーカーやベンダーでは高度な「設計・構築」といった“技術的専門知識”が必要とされ、社内SEや、請け負っているSIerでは「運用管理」「トラブル対応・対策」といった“サポート力”や“業務知識”が求められている傾向にありました。
しかし、クラウド化や自社サービス系企業で多い自社内でのインフラ構築、Linuxを代表としたオープンソースの活用など、時代の変化のスピード、使い勝手と言った観点からも自社内で設計・構築、その後の運用まで一手に担うインフラエンジニアの需要が高まってきています。これは、サーバー・ネットワークの垣根も同様で、これまでは独立した専門性を求められていたネットワークエンジニアとサーバーエンジニアも両方対応できる方が求められるケースも増えてきています。
「広い分野にチャレンジしていく」もしくは「キャリアチェンジを狙う」ということであれば、例えば「情報処理技術者試験（ネットワークスペシャリスト試験）」や、ベンダー資格である「Cisco Certified Network Associate（CCNA）」、「LPIC（Linux技術者認定試験）」といった認定資格を取得していくことも突破口といえるでしょう。