10年以上経っても色褪せない、ものづくりの面白さ。
M・T
機構系エンジニア
2006年 入社
工学部 機械工学科 出身
2006年 入社
工学部 機械工学科 出身
- 仕事内容
- カーナビの機構設計を担当しています。そのなかでも特に、部品の発熱をどう処理するのかを考えるのが私の仕事。カーナビは年々、高性能化が進んでいて、新しい機能が次から次へと搭載されていきます。より発熱しやすい状態なのに、熱を逃がすためにカーナビを大きくすることはできません。限られたスペースのなかで、いかに必要な部品を収めるか。効率よく熱処理を行える設計を考えています。
この会社を選んだ理由
前職でも、機構まわりの設計を担当していました。でも、研修もあまりない状態で現場に出て、エンジニアとしての成長が今ひとつ実感できないまま、将来的なキャリアに対する不安が募っていきました。パーソルエクセルHRパートナーズを選んだのは、パナソニックの製品開発に携われるチャンスだと思ったから。昔から、自分の身近なところにパナソニックのラジカセや家電があったりして、自分も多くの人に使ってもらえる製品をつくりたいと思ったのです。
それに、採用担当者の雰囲気にひかれたのも、入社を決めた理由のひとつ。転職に悩んでいた私に、とても親身になって寄り添ってくれて、これからのキャリアについて一緒に考えてくれました。ここなら、もっと成長していける。そう感じて入社しました。
どんどん挑戦して、成長できる環境。 忘れられない、社内競技会でもらった金賞。
入社当初は、分からないことも多くて、先輩や上司に教えてもらったり、勉強会に参加して勉強に励んでいました。特に通信教育では、設計の基礎からコミュニケーションなどのヒューマンスキルまで幅広く学ぶことができて、仕事に大いに生かすことができました。
当社は、スキルアップや資格取得のための勉強会が用意されているので、自分がやりたいと思ったことにどんどん挑戦して、成長につなげることができる場所。クライアント先の大会も充実していて、入社7年目に参加したエンジニアの能力を競う「社内競技会」では、金賞を受賞することができました。自分の技術を認めてもらった、あのよろこび。これまでの積み重ねが、きちんと身になっているんだ!と、エンジニアとしての自信をくれた体験でした。
自分で部品を組み立てて、試作品をつくる。 プラモデルをさわっているような、ワクワク感。
ここで働き始めてから、12年経ちます。でも、自分でものをつくる楽しさはやっぱり変わりません。たとえば、試作品づくり。シミュレーションで設計を固めてから、試作品を組み立てていくのですが、自分の手で一つずつ部品を組んでいく過程が、まるでプラモデルをさわっている感覚で楽しいんです。
もちろんシミュレーションどおりに完成しないこともあって、その時はもう一度、PCに戻って設計からやり直し。ひとつのミスで製品の発売日に間に合わなかったり、莫大な修理コストがかかってしまったりと・・・この後の製造工程に大きな影響が出てしまうため、細やかな確認は怠りません。つくっては直してを繰り返す地道な仕事ではありますが、自分で考えて、手を動かしてつくったものがかたちになり、動くよろこび。エンジニアならではの面白さを実感しています。
後輩たちに教えて、自分もまだまだ教わって。 みんなでずっと、学び続けていく。
かつて私が先輩や上司に助けてもらったように、いまは、私が学んできたことや、身につけたことを、若手社員に伝えていく役割も担うようになりました。私自身も先輩たちにあたたかく見守っていただいたように、こちらの考えを押し付けるのではなく、自ら「やってみたい!」「おもしろそう!」とモチベーションを高められるような伝え方を心がけています。ふだんの仕事をとおした指導だけではなく、勉強会の講師も担当しています。
そういう私自身も、エンジニアとしてまだまだ成長過程。
当社には、経験も技術力も豊富なベテランの先輩方が多く、12年経っても、学びは尽きません。人に教えつつ、そして自分自身も教わりながら、経験を積み重ねているところです。
スケジュール
機構系エンジニア
2006年 入社
工学部 機械工学科 出身
カーナビの機構設計を担当。開発のかたわら、通信教育や社内の競技会に参加し、積極的にスキルを磨く。国家技能検定機械・プラント製図CAD作業1級 取得。
これからの挑戦
幼いころからおもちゃを解体したり、大学でロボットづくりに取り組んだりと、ものづくりが好きだった私。これからも、これまでと変わらず、エンジニアとしてものづくりに携わっていきたいです。いま担当している機構設計は、ひと言で「設計」といっても、決められた仕様をただかたちにするのではなく、おおもとの仕様決めから行うなど、開発の上流工程から参加するプロジェクトもあります。
それは、パーソルエクセルHRパートナーズという、先輩方が積み上げてきた実績と信頼のある会社だからこそできる仕事。大きなプロジェクトに関わる緊張感もありますが、その分、ものづくりの楽しさも増します。このワクワクを後輩にも伝えていきながら、チームで新しいものを生み出していきたいです。